本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

パキポディウム 実生記録

【パキポディウム デンシフローラム】実生記録

2023年6月13日

デンシフローラム播種しました。前回パキポディウムを播種した際、沢山カビさせてしまった。
なので今回は半分を土に残りの種子をシャーレにキッチンペーパーを引き、その中で発芽まで管理する事にした。

パキポディウム デンシフローラム
Pachypodium densiflorum var. densiflorum

  • seedstock 2023/5/22 購入 13粒
  • 発芽率 7/13 53.8%
  • 室内管理、播種から1週間の平均気温は25.3℃
  • 生存率(20日間) 5/7 71.4%

パキポディウム実生注意点

新鮮な種子を手に入れた方が発芽率が良いが自家採種しない限り不明なことが多い。
パキポディウムは好光性種子のため表土の上に種子を置き、土に軽く押し付けて水分を吸収出来るようにする。
パキポディウムの実生はカビとの戦いである。使用する道具や土は熱湯などで殺菌して使用する。
肥料入りの土はカビやすいので使用しない。土は新しい物を使い再利用しない。
発芽温度は20℃~30℃だが25℃以上をキープして発芽を促進した方がよさそう。

播種方法Ver.1

  1. 種子を殺菌剤(ダコニール)と活力剤(メネデール)の希釈液に12時間程度浸す。
  2. 用土は(硬質赤玉土小粒)1:1(バーミキュライト)で上部1㎝程はバーミキュライトのみ
  3. 腰水(蓋あり)で管理、殺菌剤の希釈液は腰水の中に入れる。
  4. 種子が有る程度発芽したら蓋を外す。乾燥しないようにスプレーする。

播種方法Ver.2

  1. 種子を殺菌剤(ダコニール)と活力剤(メネデール)の希釈液に12時間程度浸す。
  2. シャーレにキッチンペーパーを敷き、水を加えて蓋をし電子レンジで適度加熱殺菌する。
  3. シャーレが冷めたら希釈液を少し追加し種子をキッチンペーパーの上にのせる。(種子の半分がひたひたになる位)
  4. 用土は(硬質赤玉土小粒)1:1(バーミキュライト)で上部1㎝程はバーミキュライトのみ。
  5. 腰水(蓋無し)で管理、殺菌剤の希釈液は腰水の中に入れる。
  6. 発芽した種子から用土にのせる。(シャーレから移すときに上下を変えない)

デンシフローラム実生記録

  • 播種 2023/5/26 シャーレ6粒・土7粒
  • 2日目 変化無し。
  • 3日目 土2粒発芽。
  • 4日目 土計3粒発芽。土1粒カビ。
  • 5日目 シャーレ1粒発芽。
  • 6日目 変化無し。
  • 7日目 土に残った未発芽の種子をシャーレに移動。
  • 8日目 変化無し。
  • 9日目 シャーレ計3粒発芽。
  • 10日目 シャーレ計4粒発芽。
  • 11日目 2株溶解。
  • 12~13日目 変化無し。
  • 14日目 発根したが成長が止まった2株の種皮をはがして土に戻した。
  • 15~19日目 変化無し。
  • 20日目 計7粒発芽。計2株溶解。計1粒カビ。未発芽5粒。残5株。

デンシフローラム実生感想

前回から変わらず発芽率が悪い。seedstockの発芽報告を見ると他の方も悪いようなので古い種なのかもしれません。
土に播種した方が早く発芽したがそれ以降は反応なかったためシャーレに移してしまった。少ない数では比較できませんね。
もしかしたら好光性種子とはいえLEDライトの光が強すぎるのだろうか・・・

デンシフローラム経過観察

2023/6

残っていた株は元気。成長が止まっていた2株も成長中。

2023/7

鉢上げしました。デンシフローラムは真丸に育っているのが多い。

2023/10

葉がだいぶ落ちた。形は良いが大きくは中々ならない。

2024/4

少しは大きくなってきているように見える。葉が少し見える。

-パキポディウム, 実生記録